借りてた本(の大部分)を返しに行ってついでに本を借りてきた.
返した本のいくつかは借り直したいものですが,返してその場で借り直すことはできないらしい.まあ当然か.
例によって国会図書館サーチへのリンクを.
見つからなかったものは国会図書館サーチにリンクのあった WorldCat へのリンクを貼りました.
- Bruce P. Palka. An Introduction to Complex Function Theory. Springer, 1995. ISBN 0-387-97427-X
- 黄色の背表紙でお馴染み Springer. 分厚くて鞄との相談から他の本が犠牲になった.個人的にはもうちょっとゆったり版を組めば読みやすいと思う(持ち歩きにくくなるけど!)
- 三宅 敏恒. 微分方程式 : やさしい解き方.培風館,2007. ISBN 978-4-563-01131-4
- 演習用.理学部の演習系の授業とれなくてつらたん.
- 田中 利光.ラテン語初歩.岩波書店,1990. ISBN 4-00-002412-4
- 以前借りた本なので略.練習問題もあって自習にはよいとおもう.
- Tsuneo NAKATAMA. Classica Grammatica Latina, 白水社,ISBN 978-4-560-01761-6
- これも以前借りたもの.reference として.
- 別のを借りるつもりだったのだが大きさとの相談からこれになった
- 大津 由紀雄 et al. 言語研究入門 : 生成文法を学ぶ人のために . 研究社, 2002. ISBN 4-327-40130-7
- 言語科学系の入門的なところを押さえられるかなぁということで.それにしても生成文法大人気やな
- Laurent Pflughaupt. 南條郁子訳. アルファベットの辞典. 創元社,2007. ISBN 978-4-422-20236-5
- こういう本ないかなあ,とずっと思ってて,でも出会ったことはなく,それほど熱心に探していたわけでもなく.今日は全然違うものを探していて,ふっと本棚で目を引いたもの.
- 目次は非常に胡散臭く,本文にも字形の解釈という部分で「(Cの右側の)開口部は,卵が割れて中から新しい生き物が世界の発見に乗り出すように,囲いの外に出る可能性をあらわしている」など(少なくとも僕個人としては非常に)アレ な文章を含んでいるが,僕の興味に即して言えば,ローマンアルファベットそれぞれの起源となる字や,その音韻,また時代ごと・書体ごとの字形などがまとめられた本.字形の図がたくさん入っていてよい.
- 書体ごとが興味あるのみならず,時代ごとのフォントの変遷はこの春以来僕の興味を惹いてきたことでもある.
- 人環・総人図書館は,学部レベルの理数の演習書と語学関連の本が意外とあることで最近僕の評価をすこし高めていたが,こういう妙な本が突然現れたりするのもよい.
- 片岡孝三郎.ラテン語文法.朝日出版社, 1982.
- ぱらぱらめくったところかなり詳細っぽかった.
- Masahito Tanimori. Essential Japanese Grammar : a comprehensive guide to contemporary usage
- 日本語文法,特に印欧語話者に対して説明する場合の語られ方にはここ一年ほど興味があって,それはつまり,日本語において時制をどうあつかうか,とか,助詞と曲用の関係,とか,そういうことにも繋がることで,これについてはいずれたらたら文章を書きたいと思っていると共に,多分期末にレポートを書くことになるのだが,僕にとってそういう文脈の本.ただし,せっかくの母語なので,与えられた枠組みを取り入れてしまうにすこし慎重になったほうがいい気がして,もうしばらくは借りないつもり.
しかしほんとうに大学図書館というのはありがたい,そして,他に類を見ない施設であるなあ.
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