Saturday 2 June 2012

0O

意味もなくつらつら,とにかく前へ前へ,誤字誤変換以外にはBackSpaceを使うことなく,
そうして書いた文章はひょっとして自由連想とかいうものに近いのをはらんでいるのかもしれないが,
しかしいずれにせよ話すことにより近い形態であることにはかわりはない.
とはいえ話す上ではやはり,音声的/記号的なものよりより一層のウェイトを占める多くの成分があるわけで,
書かれた文章がかつてないほど即時的になるに従って,
それらの隙間を埋めるように諸々の表現が生まれて定着するのも無理からぬ話.
半角/全角がニュアンスを生み出すというのも,非常に現代的というか,
もっと昔の人達に見せても同じような気分を感じるのだろうか.
或いはそうでないとしたら,やはりそのニュアンスは「実際どう使われているか」から学び取ったもので,
それを拡張する形で新たな表現に全角か半角かどちらを割り当てるかが判断されるのかもしれない.
ことばの持つ意味というようなものはそうしてその人の経験というか履歴というか,
そういうものに影響されるのだろう.履歴,というとマルコフ過程を思い出す.
それらの共通項(複数人において)という意味で,社会的な部分もあるだろうし,
個人的に,特定の言葉にある種のこだわりを持つというようなこともあるだろう.
過去のある点において誰かが使った言葉,自分に向けられた言葉,
それらは思いの外深く記憶に刻み込まれて,常に言葉を彩る影となる.しばしば.
つらつら.つらつら.
なんかつらいから何も考えずに(本当に出来るだけ前から順に,後戻りせずに)書いてみた.
お疲れ様です.

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