Thursday 8 December 2011

bible #2

今朝歩いてたら,ちょっと思いついたこと.聖書の節の引用の仕方をよく知らないのは案外不便かもしれない.
基盤になってるのは聖書のうちの自分が読んだとこだけ(新約は結構読んでるけど旧約はそんなに)やから,
ほんとに単なる思いつき.

新約と旧約で,かなり死生観に違いがあるのではないか.
新約聖書では天の国とか,まあ単純にいうたら死んだあとの話が頻繁に出てくる.
ちょうどいいのがパッとないので手近なところから行くと
 「次の世に入って死者の中から復活するのにふさわしいとされた人々は,…」(Luke 20. 35)
 などということがあるが,旧約を紐解くと
「…塵に過ぎないお前は塵に返る.」 (Gen.3.19)
であったり,
「…わたしの霊は人の中に永久にとどまるべきではない.人は肉に過ぎないのだから.…」(Gen.6.3)
 というのがあって,旧約のほうがだいぶ物質的に死を捉えてるような印象を受ける.
 ついでに,「次の世」の件について言えば
「わたしは,あなたとの間に,また後に続く子孫との間に契約を立て,それを永遠の契約とする.…」(Gen.17.7)
 とあって,次の世のようなものを想定してるようには思われない.

だからどうというところでもないが,朝突然思いついた話.

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