Monday 14 May 2012

books

本を借りた.
とは言え,今回は授業がちょっと早く終わってできた30分ほどの時間に遊びに行ってふっと借りてきただけ.
できればもうちょっと色々選んでから借りたいところだったけれど,目に付くってのも1つの縁だろう.
 読み切るかはわからないけど.

  • Marshall Hall, Jr. The Theory of Groups. AMS Chelsea Publishing. ISBN:0-8218-1967-4.
    講義の参考に読もうというので群論の本を. 気付かなかったけど 出版社がAMS(American Mathematical Society). LaTeX周りでお世話になってます.ちょっと僕の欲しい本とずれてるきもするけど,まあちょっと読み始めてみよう.
  • Paul R. Halmos. Naive Set Theory. Springer-Verlag New York Ink. ISBN:0-387-90092-6.
    これも別の講義の参考にとおもって集合論周りを探してみた.なんとこれ,(ちょうど今朝 tweet してた!)高3の時に数学の恩師と友人Kにかどわかされて輪読してた教科書.結局読み終わる前に卒業してしまって,何故かそのあと続きを読んでいないのだった.つくづく惜しいことをしていたと思う.確か最初超準解析辺りの本を読もうとかしていたような気がする.まさかここでもう一度,図書館にふらっと立ち寄ったら目に付くというような形で出会うとはなあ.
    内容としてはその名の通りだけれども,数学書の中で僕の好きな類の洒脱さがあって,本としても薄いし入門に読むには良い本なんじゃないかと思う.わかりやすく書いてあるし.
  • 木村彰一. Элементарный Курс Русского Языка (ロシア文法の基礎). 白水社. ISBN:4-560-01608-9.
    わかっている,皆まで言うな.これには事情がある.
    だいたい新学期のはじめというのは,履修登録もまだだし,とりあえず面白そうな授業があれば顔を出してみるものだ.しかしそこで,僕は破壊的に何もないコマに出くわして,そこに燦然ときらめいていたのがロシア語初級の授業(但し実習 : listening と speaking の方).考えてみればキリル文字読めないのも悔しいし,と軽い気分ででてみて,Я хомячок ! を習い,それについて対して細かい説明がなかったことに絶望し(という程でもないが),やっぱり週一コマだけ出るならせめて文法の方は必要という結論に達して,あと先生が発音をカタカナで書くタイプの先生で多分当分友達になれない.
    とまあそんな感じで3回ほどでてロシア語初級実習の授業は諦めることにして,しかし最初の数回でアルファベットと幾つか文章を習ったから,せっかくならもう少しはやりたい,というか習った文章くらいは何がどうなってそれを意味してるのか知りたい,もしくはこれで自習しながらなら潜って聴講は楽しめる……などの話から借りた本.かじっちゃったからせめてもう少しってことです.
    しかしこの本,表紙には(白水社も Хакусуися って書いてある)キリル文字しか書いてなくて,初心者殺しも甚だしい. Classica Grammatica Latina もそうやけど.白水社っぽいといえば白水社っぽい.
選ぶといえば,洋書について苦言を呈したい(?)ことが1つあって,
横書きのために本棚に陳列されている状態で文字が横を向いてることになって,
首を傾げないと title を読みづらい.本棚眺めながらなんとなく本を探すってのがちょっと,やりづらい.
別に改善法があるわけでもないけど,これについてはよく不便を感じている.


ついでに帰り道,普段通らない道を通ったら古本屋さんがあったので立ち寄ってみた.
 500 円で古今東西色んな文字 に関するほんを衝動買い.ちょうどポケットに500円玉入ってたし.
文字周りは, font についての話,文字それ自体など,全体としてかなり僕の興味がそこにある.
結構古い本だから内容も変わってるのだろうけれども,これはじっくり読んでみたい.
  • Charles Higounet. 矢島文夫訳. 文字. 白水社. ISBN 4-560-05203-4.

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