Thursday 7 March 2013

古本屋

古本屋さん通いと古本屋さん巡りはここ半年ほどの趣味みたいなもの,
もしくは日課(毎日ではないが)みたいなものの1つ.
どちらかというと,気が乗らなくてもともかく立ち寄る,という点から日課に近いかも知れない.

通うということについては,とくに百万遍近辺の古本屋さんが大学からすぐにいけるので,
帰りのついでとか,昼休みとかをつかって,少なくとも週1回か2回くらいは立ち寄っている.
百万遍から遠くない範囲には他にも色々古書店があるので,ときどき足を伸ばすこともあるのだが,
それらとは別に頻繁に通っているのがその 2軒.大学近くだけあって専門書も多い.
多分どんな場所も通い続けるといいことがあるもので,古本屋さんについても,それを強く感じる.
新しい本が入っているとすぐにわかるし,ずっと本棚にあるのは知っていたという本が,
あるとき急に魅力的に見えたりということもある.
それまでほとんどあったことに気づかなかった本があることに突然気付いたりもする.
一日あたり少し立ち寄るだけでも,長い間通ってるとだんだん本棚に馴染んできたりして,
こうしていろいろな本と,ある程度の期間接しているというのはそれだけで貴重な経験になる.
(図書館万歳!図書館万歳!あそこの本は買えないけど


勿論,知らない古本屋さんに立ち寄るのも楽しいことだ.
嬉しいことに結構古本屋さんの多い土地で,
普段大学との行き来でちょっと脇道にそれたら行けるという範囲にも,
最近いくつか回ったから数は減ったもののいまだに未開拓の本屋さんがある.
規模の大きくない古本屋さんは店ごとに得意分野とか雰囲気とかが違って,
未知の古本屋さんに立ち寄る時は,例外なく,すこし,胸がときめく.
そしてだから,行ったことのない古本屋さんを見つけたら,とりあえず入ることにしている.
京都の古本屋さんのうち京都古書組合という団体に参加しているところでは,
京都古書店絵図というのが売られていて,最近つい買ってしまった (100円).
思いの外近所にも行ったことのないお店があって,
ちらちら,あちこち回ってみようと思っている.

古本屋さんはひとりで巡るのが楽しいけれど,
たまには,もしくはちょっと遠いところに足をのばそうという時とかには,
誰かと連れ立って行くのもいいかもしれない.
めいめい自分が興味を持った本に集中すればいいけれど,
たまに互いの興味を売られている本を通じて交換するとか,そういうのにも,
なかなか充実した愉しさがあることだろうと思う.


古本屋さんで見つけた面白そうな本の話(実際買ったものからまず買いそうにない本まで)
とかも書くつもりだったのだが,今日はこのへんで.

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