Saturday 18 February 2012

"He is my father"

一昨夜,寝る前にBBC world 聴いてたら(布団に潜りながら聴けるとはなんともいい時代である),
パキスタンやったかどこやったかで,父親と継母に10年近く監禁されてて,
この度解放された女性への interview があって,色々と話しておられたのだが,
最後に,父親に対してどのような感情を抱いているか,と問われて,
出所してきたら一緒にご飯食べたい,とか,
その間に大学を卒業して,親なら誰でもそうするように自分のことを誇ってほしい,とか,仰った.
それに対して,状況を鑑みれば,怒ってたり,彼が苦しむことを望んでいたとしても許されるだろう,
どうしてそのような感情を抱かずにいるのだろうか,と問われて(許されるがまんま forgiven なのがちょっと面白かった)
彼は私の父親で,私の中を流れる血は彼のもの,寧ろそんな疑問が出てくることに驚く,
というような答えをなさっていた.一昨夜の話やから細部が曖昧.
僕ならそう思えるかなぁとか,
この感覚の違いは,個人的なものか,それとも宗教も含めた文化的背景によるものか,
或いは彼女に特殊なああした事情が, そうさせているのか,どうなんだろう,とか思って,
たいへん印象的でしたとさ.
彼女は大学では心理学を学びたいらしい.

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